クリニックブログ

内服薬不足に関すること

昨日のブログに追記です。

すべての薬が不足しているというわけではないのですが、最も不足気味な薬が

咳止め、去痰薬

です。コロナ感染症やほかの感染症が流行している影響が大きいと思われます。

咳は非常につらいものですので医師としても心苦しい限りですが、よっぽどタイミングが良くない限り、咳止めの内服薬がほぼ入手困難な状況です。

漢方薬の咳止めすら不足しています。

日本で薬が出せない日がくるとは考えたこともありませんでした。

薬が出せないと医師は本当に無力です。お力になれず申し訳ございません。

重症の方には吸入薬などを処方することもありますが、作用機序が異なりますので症状によっては処方できる薬がないこともあります。

ご不便をおかけしますが何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。

新宿内科 院長 絹川 千尋

公益財団法人日本産業衛生学会 指導医

一般社団法人 社会医学系専門医協会 指導医

日本抗加齢医学会 評議員

産業保健法法務主任者

産業医科大学 産業生体科学研究所 産業保健経営学 非常勤講師

内服薬不足に対する対応のご連絡

現在全国的に薬が不足している状況です。

原因としては様々な憶測がされていますが、ジェネリック医薬品製薬会社の行政処分による製造中止から流通薬が不足し、ドミノ式に各製薬会社への処方薬の需要の高まり不足してしまったという説が濃厚です。

数年前からこの傾向はあったのですが、最近特にひどい状況です。

いろいろな薬が出荷調整となっており(中でも咳止めの薬が非常に不足しています。)、いずれも入荷時期が未定となっています。

全国どこでも同じ状況です。

ただし、病院や薬局で前々から薬をストックしていたようる場合には、在庫があるので処方が可能となっています。

もし薬局に在庫がない場合には、処方箋を発行した医師に『薬を変更しても良いか?』という疑義照会が薬局から電話がかかってきますが、診察中ですと医師が電話対応することができませんので、診察時間終了後に返答することになってしまいます。

そうなりますと、患者さんが薬局に行ってもその日のうちに薬を受け取れないという事態になってしまいますので、当院ではあらかじめ当院の隣のビルの一階の薬局で受け取れる薬を事前に把握して、その中での処方をしております。

もし、ご自身のかかりつけ薬局で必ず薬があるという事を把握されていて処方ご希望の場合は診察医までその旨お話ください。

新宿内科 院長 絹川 千尋

公益財団法人日本産業衛生学会 指導医

一般社団法人 社会医学系専門医協会 指導医

日本抗加齢医学会 評議員

産業保健法法務主任者

産業医科大学 産業生体科学研究所 産業保健経営学 非常勤講師

コロナ感染症について

東京都感染症センター統計より

コロナ感染症がピークアウトしてきた印象です。先々週から先週にかけて当院では非常にコロナ感染症の患者様が多かったのですが、今週になって少しずつ落ち着いてきています。5塁感染症となり、定点観測となったためリアルタイムの集計は見れませんが東京都のデータもそろそろピークアウトするのではないでしょうか。

とはいえ、これからお盆休みなります。人の動きが活発になり再度流行が見られる可能性もあります。風邪症状で辛い時に「コロナかな?」と不安を抱えるのはお辛いことと思います。当院はお盆も休みなく営業しておrます。15分で結果のでるコロナウイルスPCR検査機がございますので、不安な方はお気軽にご相談ください。

新宿内科 院長 絹川 千尋

公益財団法人日本産業衛生学会 指導医

一般社団法人 社会医学系専門医協会 指導医

日本抗加齢医学会 評議員

産業保健法法務主任者

産業医科大学 産業生体科学研究所 産業保健経営学 非常勤講師

院長の講演会が雑誌に掲載されました。

当院院長の絹川千尋が雑誌「健康管理」6月号に掲載されました。

新宿内科 院長 絹川 千尋

公益財団法人日本産業衛生学会 指導医

一般社団法人 社会医学系専門医協会 指導医

産業保健法法務主任者

産業医科大学 産業生体科学研究所 産業保健経営学 非常勤講師

日本抗加齢医学会 評議員

感染症の流行について

コロナの感染症分類が変わり、人の往来が活発になってきました。当院のある新宿の地も人が増えて、やっと日常がもどってきたと安心する光景がみられます。

その分感染症も流行しております。発熱、腹痛、咽頭痛など様々な症状で当院に来院される患者さんが増えています。

当院ではコロナの検査もインフルエンザの検査も同時に実施可能です。また、15分で結果の出る血液の炎症反応検査もございます。大きい病院に搬送が必要かどうか、症状だけでなく血液の炎症反応をみて判断することもあります。

当院では手術などの大きい処置はできませんが、必要な場合にはJR総合病院やJECHO、近隣の大学病院などの提携医療機関に紹介し迅速に処置ができるよう対応しております。場合によっては医療機関間搬送を行うこともございます。

ご自身で今の症状がどれくらいの状態なのか判断するのは難しいと思います。当院は何かあったときに相談できる保健室のような役割を担えればと思っていますので、ご不安に思いましたらお気軽にご受診ください。

院長が変わりました。

初めまして。本日より新宿内科の院長となりました絹川千尋と申します。もともと私が産業医をしている中小企業のご要望に応える形でオープンしました。開院当初から運営に関与しておりましたが、本日より正式に院長に就任いたしました。

私は長年、産業医をして働く方の健康をみてきました。健康診断で何年も異常を指摘されているのに、医療機関を紹介しても「若いんだから運動を頑張りなさい。ダイエットすれば治療はいらない。」と帰されてしまう患者さんを何度も何度もみてきました。確かに生活習慣病の治療の第一選択は「運動・食事を含む生活習慣の改善」です。しかし、何年も放置すると脳血管障害や心疾患といった重篤な病気のリスクがあがります。どの数値であればどのくらい数値があがるというデータは既に確立されています。

ダイエットを何度も失敗する人がいるように、生活を変えることや減量は非常に難しいことです。しかし、その間にも生活習慣病はどんどん体をむしばんでいきます。

元気に働いている方が病に倒れると、本人だけでなく家族や仕事仲間、様々な人への影響が非常に大きいです。また、定年を迎えて年を取って第二の人生を楽しもう、というときに寝たきりになったりします。

若いうちにはあまり気付きにくいものですが、早い段階で受診を希望する方にはぜひ治療につなげたいという思いでビジネスマンの多い新宿を開業の地に選びました。

学校の保健室のように気軽に相談できる保健室を目指して

何か健康でお困りのことがありましたらぜひご相談ください。

クリニック概要overview

診療科目
内科、消化器内科、生活習慣病、健康診断、予防接種
住所
〒151-0053
東京都渋谷区代々木2-6-7 セイチビル6階
TEL
03-6276-6233
診療予約について
最寄り駅
新宿駅南口 徒歩1分
診療時間 土・日
8:30-18:30

○:8:30~18:00 △:8:30~12:30、13:30~17:30
休診:祝日

【最終受付時間】
健康診断は閉院時間の1時間前、内科診察は15分前です。