昨日のブログに追記です。
すべての薬が不足しているというわけではないのですが、最も不足気味な薬が
咳止め、去痰薬
です。コロナ感染症やほかの感染症が流行している影響が大きいと思われます。
咳は非常につらいものですので医師としても心苦しい限りですが、よっぽどタイミングが良くない限り、咳止めの内服薬がほぼ入手困難な状況です。
漢方薬の咳止めすら不足しています。
日本で薬が出せない日がくるとは考えたこともありませんでした。
薬が出せないと医師は本当に無力です。お力になれず申し訳ございません。
重症の方には吸入薬などを処方することもありますが、作用機序が異なりますので症状によっては処方できる薬がないこともあります。
ご不便をおかけしますが何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。
新宿内科 院長 絹川 千尋
公益財団法人日本産業衛生学会 指導医
一般社団法人 社会医学系専門医協会 指導医
日本抗加齢医学会 評議員
産業保健法法務主任者
産業医科大学 産業生体科学研究所 産業保健経営学 非常勤講師