現在も新型コロナウイルスの感染者数は増加の一途をたどっています。
以下東京都保健局の報告になります。
当院でも毎日のように発熱、咽頭痛、咳などの風邪症状での受診者は引き続き横ばいの状況です。
以前に比べて咳症状が少なく、激しい咽頭痛が主訴として多い印象を受けます。ただし、症状によってコロナ感染症かどうかということはわかりません。検査をして判定が可能となります。
症状が出ている場合には抗原検査とPCR検査は同等の精度と言われていますので、どちらでも構いません。当院では、医師の診察後検査の必要性があると判断されれば、保険適用にて検査を行います。治療薬については公費での利用が可能ですが、公費を利用する分、必要な方だけに処方が限られています。ラゲブリ、ゾコーバ等のコロナ感染症薬については、持病のある方、高齢者などの治療薬が必要な患者様に限って処方しております。
内服薬には副作用もあり、使用には慎重な判断が必要です。また、医学的判断だけでなく、国のルールに則って処方しておりますので、希望されても処方できない場合がございます。
ご理解のほどよろしくお願いいたします。
新宿内科 院長 絹川 千尋
公益財団法人日本産業衛生学会 指導医
一般社団法人 社会医学系専門医協会 指導医
日本抗加齢医学会 評議員
産業保健法法務主任者
産業医科大学 産業生体科学研究所 産業保健経営学 非常勤講師