暑い夏、冷房は欠かせない存在です。しかし、「なんとなくだるい」「肩こりがひどい」「お腹が冷える」など、思い当たる不調はありませんか?それはもしかすると「冷房病」かもしれません。
冷房病とは?
冷房病は、冷えによって自律神経のバランスが乱れることで起こる体調不良の総称です。症状としては以下のようなものがあります。
だるさ・疲労感
肩こり・腰痛
手足の冷え
頭痛・めまい
下痢・食欲不振・便秘
不眠・イライラ感
体が寒暖差にうまく対応できずに、交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかなくなるのが主な原因となります。
冷房と上手に付き合うための3つのポイント
① 服装で「調節できる冷え対策」
オフィスや電車では冷房が強すぎることがあります。羽織ものやひざ掛け、靴下などで自分自身を守りましょう。お腹・首・足首の3点を冷やさないことが大切です。
② 温かい飲み物やお風呂で体をリセット
冷たい飲み物のとりすぎも冷えの原因となります。常温~温かい飲み物や、湯船にゆっくり浸かる習慣で、内側から体を温めましょう。
③ 冷房の設定温度に注意
冷房は「外気温との差が5℃以内」が理想です。設定温度は25〜28℃程度が目安となり、扇風機との併用で空気を循環させるのも効果的です。
冷えは万病のもと。特に夏場は冷房による「隠れ冷え」によって、秋口に体調を崩す方も少なくありません。日々のちょっとした意識で、夏の不調を防ぐことができます。冷房とうまく付き合い、快適で元気な夏を過ごしましょう。
そのだるさ、冷房が原因かもしれません
2025年8月2日その他